ラグビー王国ニュージーランドでは、プレー中の怪我への保障の際、 ヘッドキャップをつけていても、マウスガード(マウスピース)をつけていなければ 保険金は給付されません。 それ程「マウスガード(マウスピース)」の着用は「身を守る」ために必要なのです。 |
WASEDA CLUBのHP「”Roo”のスポーツクリニック」より マウスガード(マウスピース)とは? ゴムのような素材で上の歯を覆い、歯を守るプロテクターです。 スポーツ店で市販しているお湯で形を変えて自分の歯形にあわせる物から なぜなら、スポーツ店で市販しているマウスガードは確かにリーズナブルですが、 前歯が折れてしまった場合、保険が利かないことが多々ありものすごくお金がかかって マウスガード(マウスピース)の効果 ![]() 歯を噛み締めることよって頚の筋肉が緊張し、頭部を安定させ 頭部外傷の発生率を軽減させます。 ここでひとつ例え話をします。カッププリンを想像してください。 人間の脳はカッププリンと似た構造をしています。カッププリンでいうカップが頭蓋骨にあたり、 脳が中身のプリンです。確かに脳(プリン)は固い頭蓋骨(カップ)に守られていますが、 揺れやすい事は容易にわかると思います。それが不安定のものの上での話になると なおさらです。 したがって、脳を揺れづらくするためには頭蓋骨を支えている首の筋肉を緊張させ 頭を固定する必要があるのです。 ![]() ![]() 歯を覆って守っているため、これらの外傷を予防することが可能です。 ![]() マウスガード装着するようになると怪我の発生率が減ると言われています。 ![]() マウスガードを装着している安心感から、思い切ったプレイが可能になります。 ![]() 噛み締めることで人間は大きな力を発揮できるようになると言われています。 現ダイエーホークス監督王貞治氏は「打つ際に奥歯を思いっきり噛み締めるため、 奥歯がボロボロになった」と言っています。 また、「奥歯がボロボロにならなかったらもう少しホームランを打てた」とも言っています。 マウスガードを装着することで正しい噛み合わせで、強く噛み締めることが出来るため、 大きな力が発揮することが出来るといえます。 噛むという行為は脳からの運動の指令を素早く全身に送ることができるようになり、 筋肉の反応速度が速くなると言われています。 プロ野球選手が試合中によくガムを噛んでいるのはそう言った事が関係しています。 マウスガードの手入れの仕方は? 使用後は水かぬるま湯で唾液や雑菌を洗い落とします。 柔らかい歯ブラシで洗えばなお良いです。その後は保管用のケースに入れて保管してください。 次に使用するときは、ケースから取り出し、水で濯いでから装着するとフィット感が得られます。 ただし、熱によって変形しますので、くれぐれも熱湯で煮沸消毒することしないで下さい。 また、短パンのポケットに入れたまま乾燥機にかけてしまうことが良くありますので注意してください。 どうしたらカスタムメイドの自分専用のマウスガードを作れるか? まずは、かかりつけの歯科医師に相談してください。歯科医師の間でも ネットワークが出来ていて、マウスガードが何処で作れるか情報を持っているはずです。 (参考)ラグビー部員の保護者、OBの保護者でマウスガード作成の相談に応じてくださる方 小嶋歯科医院 ![]() ![]() よしだ歯科医院 ![]() ![]() |